カテゴリー:土木遺産
KINSOKU お仕事図鑑

俺の土木遺産-11|玉手橋

《 第 11 話 》
俺が玉手橋でスキップしながらはにかんで誘うわけがない!

ごきげんよう、卒業と同時に国家資格〔測量士・測量士補〕が取得できる近畿測量専門学校(国土交通大臣登録校)です。
今回のお仕事図鑑は、連載企画「俺の土木遺産がこんなに楽しいわけがない。」です。

※ このページの最下部に、アーカイブがあります。
※ この連載は、平成26(2014)年度メールマガジン登録者向けweb連載を再編集・加筆したものです。

アクセス

今回は玉手橋をHUGっと・・・はいはい、今は「スター☆トゥインクル」だとかいわないの。
今回の玉手橋は、あまりご存知ない方が多いかもしれません。
まずは、場所からご紹介しましょう。

玉手橋全景

大阪阿部野橋駅から、近鉄南大阪線準急列車で約18分。
道明寺駅下車、徒歩約5分でアクセスできます。
令和元(2019)年に世界文化遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-」の東端にあたります。
地理院地図では下のとおり。

玉手橋の概要

玉手橋は、大阪府羽曳野市にかかる歩行者・二輪車専用のつり橋です。

近鉄の前身「大阪鉄道」(明治31(1898)年、柏原-富田林間を開通された「河陽鉄道」の後身)が建設した「玉手山遊園地(当時)」へのアクセスとして、昭和3(1928)年架橋したものです。
長さ151m、幅3.2mの5径間連続つり橋です。
現存するつり橋で「5径間」というのは唯一の存在です。

主塔はキャッスル様式、主塔アーチはアールデコ風の飾りとなっていて、玉手山遊園地(当時)を意識したデザインとなっています。
照明は主塔上に設置されており、こちらも橋梁全体のデザインを調和したものとなっています。

玉手橋左岸側

こまかくみてみる

主ケーブルがストランドロープ、ハンガーはターンバックルでピン装着、補剛材はハウトラス、床版はRCです。
床版は、ゆるやかにアーチ状になっています。
つり橋なので、二輪車の走行があると少々揺れるという趣があります。

下部構造はアンカレイジ、橋脚とも直接基礎のRC構造ですが、アーチ状の開口部をもっていることも特徴です。

上部構造

下部構造

昭和、平成時代にケーブル補強と再塗装が行われ、現在でも歩行者・自転車専用橋としての機能を維持するためのメンテナンスが行われています。

平成13(2001)年、つり橋として初の登録有形文化財(土木構造物・交通)となりました。

(参考文献)
・土木学会選奨土木遺産


測量・地図の仕事に興味があれば、まずは資料請求から始めませんか。
学校案内、募集要項ほか一式を無料で送付してます。

学校案内・募集要項の請求はバナーをクリック

 

オープンキャンパスは、測量・地図の仕事がわかる「体験入学」と学校がよくわかる「学校説明会」を開催中。
はじめての方でも安心の在校生サポートもあります。

日程・参加申込はバナーをクリック

お仕事図鑑アーカイブ

ページ
TOPへ戻る
ページTOP

学校法人近畿測量専門学校

〒546-0023 大阪市東住吉区矢田1-5-9
TEL:06-6607-5650FAX:06-6607-8830