カテゴリー:器材・施設
KINSOKU お仕事図鑑

セオドライト

セオドライトとは水平角(水平面内の角)や鉛直角(鉛直面内の角)を測定する測量機です。

 

セオドライトとトランシット

角度測定器は、精密測地測量を目的にヨーロッパにおいて発達したもので、それをセオドライト(theodolite;経緯儀)といいました。
しかし、倍率の大きい望遠鏡は長くなり、水平軸の周りに回転(縦方向に回転)することができませんでした。

これに対し、土木測量など一般測量を目的にアメリカで発達したのがあり、これをトランシット(transit;回転するという意味、転鏡経緯儀)といいました。
望遠鏡が短く水平軸の周りに自由に回転できる機構のものでした。

しかし、現在では光学技術の発達により、短くて倍率の高い望遠鏡が開発され、外見から見るような区別がなくなりました。
以前はトランシットと呼んでいましたが、平成14(2002)年4月より、国土交通省公共測量作業規程ではセオドライトと総称するようになりました。

実習用セオドライト

セオドライトの等級

日本の測量を管轄する国土地理院では、基本測量(測量法第四条に規定)に使用する測量機器の性能基準を定め、特級、1級、2級、3級の4段階に分類しています。
前回紹介したウイルドT2は1級ウイルドT3は特級にあたります。

・特級セオドライト:角の最小読定値0.2秒(=1/18,000度)以下
・1級セオドライト:角の最小読定値1.0秒(=1/3600度)以下
・2級セオドライト:角の最小読定値10秒(=1/360度)以下
・3級セオドライト:角の最小読定値20秒(=1/180度)以下

角度の読み取りには、バーニヤ式、マイクロメータ式、デジタル式がありますが、最近はほとんどがデジタル式です。

デジタル式

観測例


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